東松島市震災復興伝承館を訪れて

August 14, 2018

【震災に関することはいつも気づきを与えてくる。】

  

震災に関することに接しているといろんなことに気づかされます。

それは自分のことであったり、震災への新たな見方であったり、あるいは今後の未来であったり。

とにかく何か"気づき"をいつも与えてくるのです。

8月12日に訪れた東松島市震災復興伝承館もまたその1つでした。

 

震災から7年が経ち、ハード面の復興ではある程度の落ち着きがでてきています。

その中で各地域では震災に関する記念館が作られてきています。

私の故郷である東松島市もその1つで、旧・JR野蒜駅の建物跡地に作られています。

 

展示内容は主に東松島市の被害概要、全国・全世界からの支援、東松島市の各地域の被害に関するものでした。

また、展示施設のスタッフによる震災経験談、東松島からのメッセージと題打った10分弱の映像展示もありました。

 

地元ということもあり、展示の1つ1つを深く見入ってしまいます。

見ていた景色、歩いていた道、たくさんの地元の風景があって。

そんな展示を見ていると懐かしいと思うと同時に、失われてしまった事への悲しみもあって。

それがどんな感情なのかが今まではよく分かりませんでした。

 

あー、またこの感情か。 

いっつもそう思ってたのが、今回やっとわかった気がしたのです。

きっと、この感情は"怒り"なんだと。

でも、ただの怒りじゃなくて"行先のない怒り"なんです。

なんで東北はこんな災害を受けたのか、なんで自分の好きな景色は壊されたのか、なんで多くの人がこれほどまでに悲しみ苦しまないといけなかったのか。

それらを引き起こしたものへの怒りだったのです。

でも、それは自然が起こしたもの。だから、行先はないのです。

 

だけど、この怒りは自分にとってエネルギーともなっています。

この自分が感じている気持ちを知らないでいてほしい。

そうした想いが防災・減災活動に関わる力の源となっているからです。

 

この気持ちが何かを分かったこと。それが今回の気づきでした。

それが分かったから劇的に何かが変わるわけでもないし、大きな影響があるわけでもありません。

でも、なにか大きなものの1ピースがはまったような、そんな感覚でまた1つ進めたと感じる1日でした。

Tags:

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

特集記事

僕と西表島の100日間生活~後編~

August 1, 2018

1/3
Please reload

最新記事

September 21, 2018

Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索
Please reload

ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square