僕と西表の100日間生活~前編~

August 1, 2018

船を降りると大自然だった。

 

 

2018月4月21日。

人生3つめの居住地となった場所は日本最後の秘境と言われる島でした。

 

首都・東京から遠く離れた沖縄の地。その中心地の那覇からさらに400km離れた場所にある西表島。

島の90パーセントがジャングル。亜熱帯気候に属して1年中温暖な気候に包まれていて、"イリオモテヤマネコ"という日本人なら誰でも聞いたことがある生き物の他にも、様々な天然記念物、絶滅危惧種が生息しています。

日中は内地の何倍ともいわれる紫外線が降り注ぎますが、時には一瞬で雨に包まれるスコールがやってきます。

その豊富な雨を受けて育っている植物で島内は緑一色に染められています。

内陸にはたくさんの滝があり、そこから流れ出る河川には日本最大級のマングローブ林が生い茂ります。

その川の先には美しく透き通る海が広がり、絵にかいたような青空が広がります。

夜が来るのは遅く、8時になっても空は明るく、家々からは宴の声が聞こえます。

あたりが暗くなると、島中の生き物が唄いだし、賑やかな闇に包まれます。

空を見上げるとこれでもか!とまで言いたくなる星空が広がります。

 

そんな圧倒的な大自然が西表島という場所でした。

 

 

最初、八重山に来たときはまず仕事を探すのが最優先でした。

八重山の中心である石垣島にもたくさん仕事はありました。

しかし、"せっかく経験するなら他にはないところに行きたい。"

そんな気持ちから、西表島での生活、そして由布島での勤務を選びました。

 

 

今回は西表生活で感じたことを徒然なるままに。

 

 

西表島での生活は間違いなく貴重な経験となりました。

"西表島に住む"ということ自体が自分にとっては財産であったと思うのです。

本土にも自然はたくさんあります。大自然と言えば北海道の各所の方がそうかも知れません。

或いは東北の白神山地や、四国の山々も自然が広がっています。

でも、西表島はそれらとは違った魅力を持つ場所でした。

きっと、それは気候や文化の違いも大きく関わっているでしょう。

理由は言葉にはうまくできないのですが、西表島こそ大自然だ、とそう思うのです。

 

離島めぐりの旅に出るといった時に、ある方から「どこかの島で少し生活してみるのも面白いよ。」とアドバイスをいただきました。

その意味は時間が経つほど痛感しました。

時間が流れるほど、周囲の環境や出会った人から色んな影響を受けて、それが経験として積み重なっていくんだ、と。

 

もちろん、これは人生においてずっと言えることだと思います。

ただ、全てが初体験だからこそ、大きな経験として積み重なっていくのだと。

 

この財産が具体的にどう自分を変化させるかは今はまだ分かっていません

"何かを得た!"といった明確な経験ではないので、まだ見えてない部分が多すぎるのです。

ただ、この経験を生かすも殺すも自分次第。

この生活から見えたことを形作れるようにしていきたい。自分を変化させていきたいと思うのです。

 

「たった100日」

とは絶対に言えない日々でした。

過ごした時間の何倍もの濃さを感じさせてくれた西表。

 

ここに来て本当に良かった。

そう思いながら島を出た8月1日。

いつか必ず訪れる。

その時はまた、ここに来て本当に良かった。と言えるようにする。

  

西表島のすべてに感謝。

 

8月1日。

 

 

 

 

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