僕と西表島の100日間生活~後編~

August 1, 2018

そこは"ロマン"と"努力"で作られた島だった。

  

 

由布島。

少しこの島の話をしましょう。

この島にはかつて多くの人が住んでいましたが、昭和40年代に台風に襲われ住民は西表島へと移住してしまいました。

しかし、島に残ったある老夫婦は去っていった子どもたちが喜んで帰ってこられる「楽園」を目指して、椰子の木を一本一本植え続けました。

その結果、今では島全体が亜熱帯植物園となり年間30万人余りが訪れる八重山随一の観光地となっています。

 

西表島の東側に位置していて干潮時なら歩いて渡れてしまうこの小島が職場でした。

仕事内容は一言でいうと写真屋さん。

よく観光地で見かける記念写真を撮る仕事です。

それの誘導もかねて島内のちょっとしたガイドもやっていました。

 

 

3カ月ちょっとといった短い期間でしたが、曲がりなりにも働いていて感じたことを徒然なるままに。

 

 

まず感じたことが生活の中心が仕事になったことです。

考えてみれば当たり前の話なのですが、今までの人生では当然そんなことはありませんでした。

 

学生生活って中心となるものがはっきりしていないと思います。

勉強、部活、サークル、課外活動、バイト、恋愛、趣味、etc...

人によってそれぞれの比率は違うと思いますが、いろんなものが組み合わさっています。

だからこそ、色んな経験ができるし、自分の関心に沿うものが探せるとも思います。

 

一方で、いざ働いてみると生活の時間が"仕事の時間"と"オフの時間"に分かれたのです。

もちろんオフの時間は自分の好きなことをできますが、その中でも翌日の仕事に備えた休息の意味合いが強くなっていました。

明日の仕事があるからこの時間にはしっかり睡眠をとろう。無理をしないようにしよう。

これらは別にネガティブな意味ではなく、"責任"という言葉の意味が少しだけですが分かった気がしました。

 

そうしたことを考えると、大学生というのが本当に恵まれた立場で貴重な時間なのだと感じました。

良い意味で気負いなく好きなものに没頭できますし、したいことも自由に選択できるなぁ、と。

これは言葉では理解していましたが、体感してみて改めてそれを強く感じました。

そして、なおさら大学生という時間を有意義に過ごせるようにしたいとも。

 

 

大学生の立場でありながら、短い期間ですが働く場所に身を置けたこと。

この経験で多くのことを学ぶことができて、将来的な就職に対しても様々な見方が加わりました。

これもまた財産となることは間違いありません。

 

たった3カ月で分かってることなんて表面上のことだけかもしれません。

或いは見えていると思っているだけかも・・・。

それでも、自分にとってはこれだけでも休学した価値はあると思える経験でした。

 

この経験も将来への糧にしていくこと。

いつか過去を振り返った時に、この経験が何かの道の出発点になれるように。

 

8月1日。

 

 

 

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