変わる街と変われない場所2

April 3, 2018

前回の継続です。

 

28日は震災遺構として残される旧・門脇小学校周辺のかどのわき町内会会長にお話を伺ってきました。

旧・門脇小学校区域は石巻市でも被害の大きかった地域の1つで、現在は建設中のかさ上げ道路を境に海側(写真右側)は災害危険区域(将来的には復興記念公園)に、反対側(写真左側)の山沿いが居住区域となっています。

震災前は全体でおよそ5000人が住んでいましたが、現在では人口が数百人に激減しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういった経緯から震災前の町内会の継続は難しくなり、災害公営住宅が整備され始めた震災から5年後に新しい町内会が誕生しました。

今回はその町内会の発足経緯や行われている行事、普段の活動についてお話を伺ってきました。

かどのわき町内会の活動詳細につきましては以下のページを参照ください。

https://kioku.library.pref.miyagi.jp/miyagi/index.php/ja-menu-item-search.html?action=detail&uniqid=52050100000500335

 

  

バスはようやく通って1日3便のみ。日常生活を営む買い物をするのもままならない状況です。

そんな中2016年12月に作られたのがまねきショップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日用品や食品を買うことができる他、喫茶スペースが併設してあるため災害公営住宅に住む年配の方々がお茶をしに来ることもあるそうです。

 

災害公営住宅と一言で言っても、その利便性や機能性は多様です。そうした中で居住してもらって終わりではなく、その後もどのようにサポートしていけるのかを考えさせられました。

震災で失われた地域コミュニティをどのように再生していけば良いのかは、非常に重要なテーマです。

 

さて、このように復興はペースに違いはあれど前進しているのを感じました。街の景色は目まぐるしく変わっています。

しかし、一方で変われない地域もあります。先ほど話に出ました災害危険区域もその1つです。

震災から7年が過ぎた災害危険区域の風景がこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7年前、ここには街がありました。それが1日で失われ、7年経った今もこの景色のままです。

数年後には復興記念公園になるそうですが、まだ少し後になりそうです。

変わる姿、復興していく景色というのも私たちを励ましますし、大事なことだと思います。

でも、変わらない姿、変われない姿も伝えていかないといけないことだと思います。

 

先日の新聞で今年の小学校に入学する子どもは震災後に生まれたという記事を目にしました。

もうそんなに経っているのかと驚きました。

そして改めて、知らない世代にも、知らない地域の人たちにも、あの日なにがあったのか、そして今どうなっているのかを伝えていかなければならないと強く感じました。

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